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社交ダンスの秘訣 「床を押して」と「力を抜く」と言うこと

社交ダンスの個人レッスンを始めてから、よく先生に、「床を押す」と言われました。

これはどこでも良く聞かれました。

初心者が「床を押す」と聞くと、教えられたほうは一生懸命素直に床を押そうとします。そして、足が痛くなり、足が重く感じ、なかなか軽やかに動けない、と言うような症状がおきます。

私の現在のリーダーさんと、師匠のご指導が素晴らしく、最近知ったのですが、「床を押す」と言う表現は少し違うと言うことでした。

力は入れるのではなく抜き、床は押すのではなく、軽く送り出す、これが本来の表現なのですね。

そして、似たような表現で、「まっすぐ乗る」とよく聞きました。

しかし、この表現も、誤解を生みます。実際には、その場所に乗るには、まっすぐにならないと乗れないので、乗るべき場所さえわかればいいはずですね。

「まっすぐ乗る」と言われると、特に初心者は正直に、それだけをしようとするので、それがブレーキになって、なかなか上達しません。

そういえば、競技選手や子供の選手でも、なんだか動きが重いなと思ってよくみると、力が入りすぎてしまっていますね。


「力を抜く」この大切さを教えてくれたのは、現在のリーダーさんと先生たちです。
先生方の秘訣のおかげさまで、本当に身体が軽くなりました!そして、たったの2ヶ月で、ものすごく上達しました。

今まで1年以上投資してきた、時間とお金は一体なんだったのかと疑問に思ってしまいます。

ダンスを習う上で、先生選びは本当に大切だと思いました。

プロの先生方は、級が大切と考えるかもしれませんが、是非知っていただきたいのは、初心者の人にとって、先生の級よりも、教え方のほうが大切なんですよね。


社交ダンスブログを始めました!





Hello! こんにちは。アマチュアで競技ダンス試合にでていましたが、最近プロの方と組ませていただき、プロデビューをするMari です。

私が、社交ダンスに足を踏み入れたのは、2014年3月でした。

始めは、なんてことない理由で教室に足を踏み入れました。アメリカへ引越し予定のため、海外でも没頭できることはないかと、ダンススクールを探していたら、突然出会いまして、なにやら運命を感じました。


サルサダンスや別のダンスはしていたので馴染みはありましたが、最初は社交ダンスは年配の娯楽だと思っていました。

がしかし、「若い人向けのダンス教室」というところがあったので、トライアルへ行ってみました。

そんななんでもない私のダンスライフの始まりです。

マンボとブルースというダンスの入門でステップだけを行っていましたが、すぐ隣には一つ上の初級クラスの人が、なにやらすごい「ワルツ」と言うものを踊っていて、風のように見えて、「素敵!」と感じました。

そのころの私には、映画のワンシーンを目の前でみているように見えたんです。

ほとんど初めての経験のダンス、サークルのようなノリの飲み会が新鮮で、毎週のレッスンや、パーティーが楽しみになりました。

そして、教室に入って始めての競技会。
そのころは人前で踊るなんてすごく緊張したし、新鮮でどきどきしました。

いつの間にか、個人レッスン受け、するとダンスの奥深さがわかってきて、もっとやりたくてアマチュアのパートナー探しをし、3ヶ月で、JDBFノービス、F級、E級を超えてD級へと上がりました。

その後その方とのパートナーシップは解消となりましたが、1週間後、プロのリーダーさんにお会いし、毎日練習に励んでいると言うわけです。

始めて2年でプロの舞台に立てるなんて、本当にいい機会を頂いてます。
練習は毎日大変ですが、心身ともに満たされた日々を送っています。

社交ダンスは、難しくありません。

高齢者の娯楽ではなく、老若男女が楽しめるダンスです。70歳になっても、どきどきしながらできるなんて、素敵だなと思います。

だれでも楽しくできて、人の温かみを感じるアクティビティです。

人生を一回りも二回りも豊にしてくれるこのダンスを、一人でも多くの人に知っていただき、日本を心豊かな国でいてほしくてこのブログを始めました。

初心者から始めたダンスブログ、未熟ですが、よろしくお願いします。


Have a great day!



社交ダンサーのための英語レッスン始めました!















こんにちは、社交ダンサーであり、英語講師であり、フリーライターのMariです。

ダンスを始めて、どれだけダンサーにとって英語が重要かと言うことを身にしみて感じました。

ダンサーにとって、スキルアップが、ダンサーとして成功するうえで必須ですね。そのために、プロのダンサーさんたちは、外国人のトップ選手に指導を受けられたりします。日本では限界があると感じていらっしゃるダンサーさん達も多いようです。
社交ダンスを始めてからプロの先生に必ず言われることが一つあります。
それは、「英語が話せれば、私にはもっとチャンスがあったのにな」「英語を話せれば無敵ですね」「外国人レッスンに習ったときに、こんなミスコミュニケーションがあって、恥ずかしい思いしました」「貴方は英語に不自由しなくてうらやましいわ。」
ダンサーさんたちが、もしそんな風に思っているのであれば、自分の英語講師経験もふんだんに利用して、ダンサーさんたちのお役に立てればと思っています。
英語レッスンはダンスレッスンととても似ています。
まずは、なんといっても基礎が一番大切です。

プロダンサーであれば、その大切さがどれほどのものか、わかると思います。
「聞き流しで英語ペラペラ」「3ヶ月でペラペラ」など、そんなことができるわけがありません。
それは、ダンスの初心者に向かって、「ダンス動画を見てるだけで踊れるようになる」とか、「3ヶ月でA級になれます」と無責任なことを言っていることと同じなんです。

ダンス初心者が、何度も何度もルンバウォークや、スウィングの地道な練習をするのと同じで、英語も同じような練習が必要です。

絶対に必要なのは、基礎文法、語彙、言い回し、そしてそれを口に出せることです。
私は、日本語で理論を説明しながら、英語のルールと使い方を説明しながら、通訳用法を使ったご指導をさせていただいております。

これによって、「相手の言うことがわかってきた」「質問をするときの、クッション言葉が役立った」と、ご好評をいただけるようになりました。

私は、大好きな社交ダンス業界で、ダンサーさんたちに使える英語をお教えしたいと思い、少しづつではありますが、英語指導を始めさせて頂いています。勉強の時間がない方のために、翻訳通訳、添削作業等、連絡代行で、お手伝いさせて頂いています。



社交ダンスは、人間の心と心の絆を深める



















こんにちは、社交ダンサー、英語講師、フリーライターのMariです。

最近、ポケモンGoが世界中で大流行、私は、自分との好みとは合わないので、やりませんが、どうやらフェイスブックよりも大人気のゲームらしいですね。ポケモンの名だからこそできることですね。

新しいテクノロジーとは素晴らしいです。

ロボット開発も進んでいて、今、アンドロイドも実際にはあるようですね。
少し前に、誰かが「ダンスの相手でアンドロイドが合ったらいいと思う」とおっしゃってました。

私は、それはどうかなって思います。

人は、第一印象で相手の性格や感情を判断する傾向にあると思うのですが、その第一印象は、実はいくらでも作れてしまいますね。そのために、第一印象をあげるテクニックなどと言うものもあるのかと思います。

私は、過去の職業や経験上、1時間話せばその方のことがわかるのですが、大概は、やはり第一印象で色々と決める方のほうが断然多いそうです。

社交ダンスってすごいんです。

手と手をとっただけで、相手のことがわかります。

いくらきれいに着飾っていても、いくらいい事を言っていても、見栄を張っていても、手をとった瞬間に、それが実際はどうかどうかわかるのですね。

思いやりも伝わりますし、異性への扱いも見えてきますし、普段その人がどういう生活をしていて、今何を考えているかまで、伝わります。

下心もすぐに伝わるので、誠実で思いやりのある心が必要になります。
最初は、それを意識しなくても、段断そうでなくてはいられなくなります。

肌と肌を触れるとはそういうことなのですね。

これには、脳の働きが関係していて、他人との距離が近くなれば近くなるほど、エストロゲンが沢山発生するのだと、読んだことがあります。

昔からよく、大事な話はせめて電話で、できれば会って話すことが一番いい、と言うのは、人間の心に変化があるからなのですね。

人間の心と心の絆を深める、それが社交ダンスだと思います。





社交ダンスの選手の私生活



ダンスを始めたとき、選手達の生活がどうなってるのか、興味心身でした。

だって不思議ですよね。


競技でて報酬がもらえる事だってほとんどないわけだし、でも生活はしなくちゃいけないわけだし、衣装代なんか、プロの選手、一着何十万円とか百万とかするわけですから、一体どうやってやりくりを??と思っていたわけです。


ダンスの世界に少し本格的に足を踏み入れてわかったのが、皆さんちゃんと仕事してるって事です。(当たり前の答えすぎてごめんなさい)


プロの選手であれば、教室に所属したり、教室を経営してレッスン代や、生徒さんとのデモ、ドレスの貸し出しや、サークルの運営をご職業とされています。


それでより良い収入を得るためにも、競技でよい成績が必要なのですね。なるほど。


中には、ドレスのデザイナーさんや、ヘアメイクさんもいらっしゃいます。モデルさんやっていたり、ダンスビューとかダンスファンっていう、ダンスの有名雑誌のお仕事されてたり、一躍有名人です。芸能界ですね~


好きなことを仕事にしてるから、ハードな練習とともにお仕事も頑張れるのですね!


おかげでいつも、楽しませていただいてます。おつかれさまです!

折角なので、プロしか経験のない私のリーダーさんに、毎日の生活パターンをインタビューしてみました。




毎日何時に起きますか?



う~ん、大体8時くらいですかね~

>> な、なんとうらやましいっ!私達サラリーマンは、6時7時ですよ~

まあ、でも、終わりも遅いですからね。毎日レッスン後に深夜まで練習する人もいます。

>> なるほど、、、それは、めちゃくちゃハード。。



午前中は何するのですか?



結構人によりますよ。当たり前ですが。
午前中はレッスンとか、空き時間に練習して、午後も同じ感じです。

サークルあったり、出張レッスンがあるので、ばらばらですけど、夜10時くらいまでレッスン受けるので、基本的にはそんな生活です。

>> 夜10時ですか。。。余り自由な時間がなさそうですね。

そうですね。でも自分たちは、これが普通だと思ってますから。




自宅では何してるのですか?



ぼ~っとしたり (笑)

>> あ、必要ですよね。。


勉強してます。


>> な、なんと!何勉強してるのですか?

内緒です。ダンスの勉強ももちろんしてますよ。あと、英語。

>>  英語?私なら環境が英語だからわかるのですが、ダンサーも英語必要なのですか?

はい、だって世界トップレベルに習いたいですからね。
ダンサーも国際的にならないと。。

>> なんと素晴らしい。

はい、なので、英語教えてください。

>> はい!是非! ダンサーさんに英語教たら、お役に立てますね~

そうですね~やっぱり外国人選手はレベルが違いますからね、英語でコミュニケーション取れるだけでも、やっぱり違いますよね。

ということで、私、ダンサーさんへの英語講師も始めています。




趣味は何です



音楽鑑賞、スポーツ、武術、読書、、、、いろいろですね~


>> 多趣味!ダンスって趣味にはなるんですか?本気すぎて無理?

ダンスも趣味になりますよ~他のダンスもやってみたいです。

サルサとかアルゼンチンタンゴとかヒップホップとかジャズとかも。
でも、自分がやるとピップアクション入るから、社交ダンスやってるってすぐばれちゃう (笑)

あと、ゲームとか将棋も好きです。

>> 意外と普通~~~普通の人なんですね!


ということで、ダンサーもいたって普通の人なんですね。(本当に当たり前ですが)

でも、やっぱり毎日練習するから多忙ですね。
それでも、ダンスが好きだからやめられないのですね。


風営法による、社交ダンス界への影響

ダンサーたちの生活源であるダンス活動の規制



プロダンサーの生活源となるのが、主にダンス営業です。ダンスを教えることだけではなく、パーティー含む、その他の活動が、彼らの生活を支えます。


競技会のための衣装代は、何十万、中には百万単位の金額がかかるのに、この規制のせいで、生活をキツキツにしなければいけなかったのです。

「客にダンスをさせてはいけない」と言う風営法との戦いは長期戦に及び、その中でプロダンサーは、汗水たらして頑張ってきたわけですね。本当に素晴らしいです。

風営法とダンスについて少し触れてきましたが、今回は、風営法にかかわる社交ダンスへの影響をご紹介していきます。

風営法が改正された後でもまだ、社交ダンス界への影響は多くあるようです。
それは、規制されていたことが改正されたことで、規制されていたプロダンサーへの影響が良くも悪くも出てきたと言うことです。



良かった点



  • ダンス営業がしやすくなる

    これまでは、照明の明るさや、営業時間帯、飲食させない、接客をしない、資格のあるインストラクターのみが教える目的の条件をクリアした形での営業が認められました。

    ダンスパーティを開催するのにも許可が必要で、風俗営業ではないと、照明しなければいけませんでした。
  • アマチュアダンサーにとっての可能性が広がった

    この条件が穏和されことで、社交ダンスの営業がしやすくなりました。例えば、資格を保持しないダンサーを雇って、幅広いレベルで、幅広い営業が可能になりました。

    アマチュアダンサーにとっては、資格がなくとも教え、収入を得ることができる
    、絶好のチャンスにもなったということです。


一部のプロダンサーへの影響

    • これまでの莫大な投資時間と投資金額の価値への疑問

      厳しい条件の中で、必死に活動してくために、自信のスキルを上げるために努力をしてきたのに、アマチュアが教えられるようになったら、自分たちの価値はどうなるのか、という疑問ですね。

      アマチュアと、プロの差が出なくなるではないかという事だそうです。

    • 多様な営業体制が可能となり、競合が増える

      競合が増えれば、特にランクの低いプロには負担が大きいという事のようです。

      今までのスタイルと全く異なった営業方法が必要とされるだろうため、これまでのやり方だと難しくなるのではないかという事のようですね。

    これらの懸念面に対して、個人的に考えることは、これらはやり方次第ですべて変わるのではないかと思います。

    アマチュアが教えられるようになったからこそ、プロの資格の意味も出てくるでしょうし、いろいろな営業方法ができれば、可能性も上がります。

    プロの方々はこれまで沢山の苦労をされて来たわけですから、ぜひ、この変化をプラスに持っていっていただきたいですね。

    現在、私はリーダーさんの経営サポートもしています。経営コンサルタントとしても、ダンサーとしても、ダンス業界を心から応援しています。


      ダンスを風営法で規制することでのリスク




      前回、風営法の事について少し触れました。この問題は、今に始まったことではなく、ダンス界に大きな影響をもたらしていました。ダンスを規制することに反対していた人は、長年沢山いました。

      今回は、個人的な見解も入れてしまいましたので、見解のずれもあるかもしれませんが、ダンスの規制からどんな影響が出ていたのか、私なりにまとめてみました。




      警察、政府の懸念











      • 犯罪への懸念

      政府、警察は、ダンスを自由にすることからありえる犯罪の可能性を懸念しています。

      男女が身をつけることが簡単にできたり、ダンスから関連する犯罪ですね。ダンスをしてはだめとか、規制をするからストレスがたまり、見えないところで犯罪を犯したくなる心理を刺激して、犯罪者が増えると言うことも考えられる気がします。


      • セキュリティー

      日本の防犯は驚くほど弱いと感じます。日本は安全であると言う意識があるのかもしれません。
      ナイトクラブのセキュリティーが甘くて、セキュリティーの人たちも数少ない上に、威圧感もなく、真剣に取り締まっているのか、ときどき疑問に思うことがあります。


      犯罪が止められないのは、ナイトクラブやダンスのせいではなく、こういったセキュリティーの甘さやからなのではないかと、個人的には思います。


      ただ、確かにもっと自由な国の海外の犯罪率も高いことは事実ですね。こういった懸念は、当然のことかもしれません。



      • 騒音地域問題

      騒音や地域問題も、警察の懸念のようです。

      これに関しては、どの地域でも問題視される点でしょう。それに関しては、防音を強化したり、待ちのセキュリティーを強化する等の対応が必要であると思います。

      警察の方々が、頑張っていただかなくてはいけないのですが、それでバランスが保てるようになれば良いですね。


      ダンスを規制することでグローバル化が遅れるリスク












      日本と友好関係を保つ、発展国々では、ダンスは当たり前のように踊られます。レストランやバー、道端であろうが、で音楽が流れれば、人が踊りだし、年齢層など関係なくダンスが始まります。

      人が、音を聞けば踊るものだと知っています。そこで、コミュニケーションが生まれたり、信頼関係が生まれたり、国際交流が生まれます。


      そういった環境に育っていない、日本の若者は、海外へ留学など行くと、肩身の狭い思いをします。


      ダンスを踊れないことも原因の一つで、現地の人と仲良くなれる場であるはずの留学ライフが楽しめず、友達になってくれなかったりするため、留学生同士で固まって、現地との触れ合いが遠ざかってしまいがちになります。


      外国人の友人は、日本のナイトクラブ行くと、誰もダンスをしていなくて、健康的な会話の代わりに不快なナンパがあることに非常に驚いていました。


      レストランやナイトクラブで、喫煙があったり、他の取締りには甘いのに、どうしてダンスが禁止なのかと言う疑問は、プロのダンサーさんたちの中にもありました。


      この時代でありながら、日本のグローバル化の遅れは、言語の遅れの他に、こういった規制も関係しているのかもしれません


      規制が穏和されたことで、日本がもっと国際交流できるようになればよいですね。




      若者の社交ダンス離れのリスク















      ダンスが、いかがわしいものとされた事や、教室でしか踊れないと言う、地味でつまらない印象から、社交ダンスには若者が集まらなくなってしまいました。


      最近、私よりも10歳年上の女性がこのようなことをおっしゃっていました。


      「社交ダンスは、もう少し年取ったら始めるわ。」


      どうやら、まだまだ、社交ダンスは高齢者の娯楽だと考える人が多いようです。


      外国でも、社交ダンスというと、古典的な伝統的なイメージをもたれますが、社交ダンスの基礎である、ジルバはマンボのようなダンスは、社交ダンスと意識しなくても、普通に皆が踊れる環境です。


      日本では、どうしてそのようなことになってしまったのでしょうか?


      それは、戦後の若者が続けてきて、若い世代に伝えることができなかったからであり、規制により、若者を魅了することができなかったからというのも理由の一つです。


      若者を魅了するには、楽しくみせることが大切です。
      若者は、若者が集まるにぎやかな場所に集まります。高齢者しかいない、静かな場所からは逃げてしまいます。


      社交ダンスにとって、若者が集まれる場所が非常に少ないため、社交ダンスに興味がある人は、サークルや競技会を目指したレッスンだけにとどまり、本来ダンスの持っている、多種多様な人とのコミュニケーションをとると言う部分に関しては、なかなか触れる機会が少ないのが現状です。


      社交ダンスという素晴らしく健全で、心豊かになれる娯楽が、もっと若者に広がり、心豊かな日本になるといいですね。




      若者の日本離れのリスク











      社交ダンス離れに留まらず、若者は日本から離れる傾向も出てきました。

      海外への移住のハードルが低くなった今、海外へ移住する人が年々増えています。
      その理由は様々ですが、自由度に対する不満から生じている場合が非常に大きいです。

      日本は、決して国民が生活に困って他国へ出稼ぎに行かなくてはいけない環境ではありません。どちらかと言うと、精神的な理由という場合が多いですので、経済面ではないですね。

      ただでさえ減っている若者が日本から減れば、今後の日本経済への影響も当然出てくるわけだし、日本が更に高齢化するという事になります。

      ダンスの様に、若者が楽しめる娯楽に対して規制する事は、自由な表現を規制して、若者が逃げたいという感情を抱く原因となるので、国に取ってもリスクであったと思います。

      ダンスが自由に踊れるようになった今、若者がもっと日本を好きになれればいいですね。


      経済への影響へのリスク




      規制が厳しすぎた為、需要がある場所にできるはずの営業が出来ず、少なからず経済発展の邪魔になっていた点も、見直しの理由の一つでした。


      グローバル化が進む一方、この古い規制は、日本訪問者の不満でもありました。経済発展都市とされる東京でも、この様な規制は、度を越えるものであり、本来の需要と供給の妨げになっていたと言う声もあります。




      まとめ


      規制が穏和されたことで、もっとダンスが日本に広がれば、もっと明るい経済もより豊かな国になるかもしれませんね。


      そして、それを実現するためには、防犯システムを強化し、一人ひとり個人もしっかりと自分を守る意識を持つことが必要なのかもしれません。





      次は、このブログのメインである社交ダンスへの影響に関して、お話したいと思います。



















      社交ダンスと風営法




      もう、日本では知られていますが、2016年6月23日に晴れて風営法が改正され、飲食店でも夜通しでも、ダンスを踊ることが許されました。


      それでも、まだまだ規制はありますが、晴れて一晩中でも踊ることが許されたわけです。


      この風営法は、ナイトクラブやサルサダンスへの対象と思われがちですが、実は、社交ダンスにはとても深い関係があります。


      そして、実は、この風営法の改正に向けて全力で行動を起こしたのは、社交ダンス界の人なのです。



      社交ダンスが風営法で規制


      社交ダンスは、明治時代に日本へ入って来て流行っていましたが、戦前、銀座のダンス講師と上流階級の婦人達の情交関係が問題となり、スキャンダルとなったことがきっかけで、規制されるようになりました。


      ダンス教師らの一斉検挙や、練習ホールでの突然の解散命令もありました。


      その頃は、風俗営業とみなされた営業に関して、厳しく規制され、男女が身体をつけて踊る社交ダンスは、その風俗営業の一環とみなされたのですね。


      戦後の1948年に、改めて「風営法」対象とされ、その風営法は現在まで、30回以上も改正をされてきました。



      風営法


      当初、「風俗営業の予防」ということで、3つの業種について規制がされました。

      • 待合、料理店、カフェ―その他客席で客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業
      • キャバレー、ダンスホールその他設備を設けて客にダンスをさせる営業
      • 玉突場、マアジャン屋等、設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業
      その際、ダンスホールが売春用途として使われていると言う認識から、社交ダンスも風営法にかかるとされました。

      そのため、教育上よろしくないとされ、学校や保育所、病院の近くに教室を設けられないと言う規制や、麻薬所持者ではない証明を取らなくてはいけない規則がありました。

      この規制は、ダンスに情熱をかけ、まじめに活動をしている団体への影響は強く、そのころからダンス団体は、何年もかけて警察や政治家へ働きかけてきました。

      ダンス界は、長年にわたり、「風営法からダンスを外して!」と言う叫びを上げ続けてきました。

      風営法の大きな改正


      1998年、映画「Shall We Dance?」の大ヒットや、国際ダンススポーツ連盟や国際オリンピック委員会加盟などの後押しを受け、風営法は大改正されました。

      公益法人日本ボールルームダンス連盟(JBDF)の存在や、国会議員の組織である、ダンススポーツ推進議員連盟の精力的な活動によって、ダンス自体の風俗営業法からの脱退を目指したのですが、官僚の妨害があり、風営法対象のまま、教師がいる場合にのみ、適用外とされることになりました。

      要するに、ダンスパーティー等の教師がいない営業は、風営法に含まれたままだったのです
      そして、その教師は、政令で定める講習を終了し、資格を得た教師が、ダンスを教える目的のみで営業することだけが認められました。

      なんと、この何十年も、その規則のために、プロダンサーは講師としての資格を取り、高額な投資で級を維持したり、やっとの思いでダンス営業をしてきました。


      近年の摘発条件


      2012年4月に、「dob noon」の「客にダンスをさせた」の摘発など発端に、また風営法適応に反対する動きが全国で広まりました。またここで再度見直しがあり、警視庁も下記条件を提示しました。
      • 資格を保持しない者が教授するもののうち、趣味・健康増進等を目的とし、営利を目的としないもの
      • 男女がペアになって踊ることが通常の形態となっていないダンスを客にさせる営業
      この2つ目の男女ペア、これがまさしく社交ダンスに当たるもので、この時点でも許可を得ないとペアダンスができなかったのですね。


      2016年 風営法改正


      ダンス団体の長年の努力も実り、ついに風営法が改正されました。


      2015年6月24日

      • ダンス教室、ダンスホールなど、「施設を設けて客にダンスさせる営業」 4号営業の規制がなくなる

        クラブやレストランのように、「飲食+ダンス」は、この時点では禁止でした。

      2016年6月23日

      • 「施設を設けて客に飲食、ダンスさせる営業」3号営業の規制がなくなる

        クラブやレストランで、深夜でも飲食提供しつつ客にダンスをさせることができるようになりました。
      この改正により、社交ダンス業界では、資格がなくともダンスを教えられるようになりました。これに対して意見が様々です。


      まだまだ問題は多く、今後もダンス界の活動に変化がありそうですね。


      参考リンク

      http://www.houko.com/00/01/S23/122.HTM





      意外に知らない? 社交ダンスのイメージと現実のギャップ



      「社交ダンス」と聞くと、皆さん何をイメージしますか?

      大概のイメージはこうです

      • 年配の人の娯楽
      • なんとなく田舎にありそう
      • 男性はやらなそう
      • そんなの恥ずかしくてできない
      • 自分にはセンスない
      • 自分とは違う世界
      • 敷居が高い

      私も、つい数年前まではそう思ってました。興味ありましたが、未だ早いと思っていました。でも、実際はぜんぜん違いました。

      実際はこうでした

      • 年配だけではない、下3歳から上は70代以上 10代から40代は大変活発に活動している
      • 社交ダンス人口は多い
      • 若い人が沢山やっている
      • ヨーロッパの素敵な人たちと踊れる
      • もっと早く始めておけばよかったと思う人が多い
      • 始めてみると、はまる人が多数で、男性女性問わず、夢中になれる
      • 練習で必ずできるようになる
      • 異性との交流に抵抗がなくなる
      • 幅広い人と出会える 友人が増える
      • 健康になる
      • 美しくなる
      • 頭が冴える
      • 姿勢が良くなる
      • 表情が豊かになる
      • 音楽にのって体を動かせるようになる
      • いくつになってでも、元気に踊れて、競技会にすら出れる
      • 海外の交流に不便を感じなくなる
      • 海外で女性に声がかけられるようになった
      • 海外で、日本人でありながら踊ると、印象が非常によくなる
      • 異性にもてるようになる
      • ストレスが減る
      • 人とのコミュニケーションがとれるようになる
      • 世界観が変わる

      まだまだいいところは沢山あります。

      素人同然の私から言わせると、社交ダンスは、まさにまさに、「ミラクル」なアクティビティーです。
      本当に人生が変わるし、本当に心が充実して、心身ともに綺麗になります。
      だから、私はダンスが大好きだし、沢山の人に勧めたいです。

      少しでも興味があったら、連絡くださいね!

      社交ダンスの歴史



      Good morning from Tokyo!


      折角、社交ダンスを始めたのですから、歴史の基礎をちょこっと調べてみました。

      また、色々付け足せそうですが、ひとまず日本のダンス歴史の基盤だけ。
      1883年
      鹿鳴館時代と呼ばれた明治10年代後半に、カドリーユや、ウィンナーワルツと呼ばれたウイーンのダンススタイルが輸入されました。
      日本で、富裕層を中心に欧米風のダンスが行われるようになったのは、大正7年で、鶴見の花月園にダンスホールが開設されてからだそうです。
      そのころ、フランスのサロンスタイルの、アルゼンチンタンゴも日本に紹介されています。
      1939年 
      第二次世界大戦 ダンスホールは閉鎖が相次ぎました。
      1945年 
      終戦後の貧困で、ダンスには無縁となってしまったのですね。残念です。。
      戦後は、進駐軍 (アメリカ人イギリス人軍隊)向けにダンスホールが開かれました。
      若い男女の出会いの場として、ダンスパーティが流行し、ジルバやマンボなどのアメリカンスタイルダンスが流行りました。
      和製ダンスである、ハマジルやカワジルというようなダンスも、日本で生まれました。
      このころ、ダンス教室が増加します。
      1970年代
      ディスコ時代に入ります。

      若者のダンスへの思考が自由になり、社交ダンス教室は、だんだんと国際的なスタイルに特化していきます。
      このころは、戦後から続けている中高年者がダンス人口のほとんどでしたが、映画「Shall We Dance?」(1996年)のヒットなどをきっかけにして、若者にも向け、スポーツ的な一面も支持されてきています。
      1990年代
      サルサ到来!世界的に流行となったサルサダンスが日本にも浸透し始めます。ラテンダンスとして、メレンゲ 場茶―た アルゼンチンタンゴも人気になります。
      これは、クラブダンスとしては、男女ペアのダンスの久しぶりのヒットとなり、若者を社交ダンスに戻すきっかけになりました。
      ワルツなどの古流ダンスをメインに教えていたダンススクールも、ワールドスタイルを取り入れるようになり、2000年から教室が増えてきました。
      現在では、ダンススクールや、ダンス練習場が増え、幅広い年代でダンス人口が広がっています。
      現在の日本の競技人口は約160万人強で競技人口だけは世界一です!なんと。。
      教室は日本全国で約3000以上あり、50分の個人レッスン料も、ダンス教師のランクD級で7000円~、C級で7500円~、B級で9500円~、A級で12000円~、SA級で14000円以上になっています。
      が、実際は25分レッスンが一般的です。そしてこの級にも、団体によりレベルと名称が異なります。自分に合った団体探しからはじめてもいいのかもしれませんね。

      あとは、グループレッスンならお値段もお手ごろですし、お友達も増えるので気軽で楽しくレッスンが受けられます。個人的には、グループレッスンから始めるのがお勧めですね。グループレッスンとサークルが、楽しい始め方だと思います。


      日本の社交ダンス団体は、以下です。それぞれ特徴があって面白いです。
      • 日本ボールルームダンス連盟(JBDF)
      • 日本ダンス議会(JDC)
      • 日本プロフェッショナルダンス競技連盟(JCF)
      • 日本プロフェッショナルボールルームダンサーズ協会(JPBDA)
      団体別の競技ダンス大会や団体の枠組みを超えた統一全日本ダンス選手権の競技ダンス大会があり、全英選手権(ブラックプール)などの国際大会へも出場しています。

      世界にも色々な団体があり、派閥も起こっていたりするのですが、それぞれで共通する点は、どの団体も、社交ダンスを盛り上げたいと言う気持ちでいっぱいということですね!

      今度は、もっと世界のダンス歴史について書きます。


      ダンスって歴史はだいぶ古いですよね。音楽とともに生まれたはずですから。音楽とダンスは、人間の生活の基盤ともいえると思います。


      では、Have a lovely day!