前回、風営法の事について少し触れました。この問題は、今に始まったことではなく、ダンス界に大きな影響をもたらしていました。ダンスを規制することに反対していた人は、長年沢山いました。
今回は、個人的な見解も入れてしまいましたので、見解のずれもあるかもしれませんが、ダンスの規制からどんな影響が出ていたのか、私なりにまとめてみました。
警察、政府の懸念
- 犯罪への懸念
政府、警察は、ダンスを自由にすることからありえる犯罪の可能性を懸念しています。
男女が身をつけることが簡単にできたり、ダンスから関連する犯罪ですね。ダンスをしてはだめとか、規制をするからストレスがたまり、見えないところで犯罪を犯したくなる心理を刺激して、犯罪者が増えると言うことも考えられる気がします。
日本の防犯は驚くほど弱いと感じます。日本は安全であると言う意識があるのかもしれません。
ナイトクラブのセキュリティーが甘くて、セキュリティーの人たちも数少ない上に、威圧感もなく、真剣に取り締まっているのか、ときどき疑問に思うことがあります。
犯罪が止められないのは、ナイトクラブやダンスのせいではなく、こういったセキュリティーの甘さやからなのではないかと、個人的には思います。
ただ、確かにもっと自由な国の海外の犯罪率も高いことは事実ですね。こういった懸念は、当然のことかもしれません。
騒音や地域問題も、警察の懸念のようです。
これに関しては、どの地域でも問題視される点でしょう。それに関しては、防音を強化したり、待ちのセキュリティーを強化する等の対応が必要であると思います。
- セキュリティー
日本の防犯は驚くほど弱いと感じます。日本は安全であると言う意識があるのかもしれません。
ナイトクラブのセキュリティーが甘くて、セキュリティーの人たちも数少ない上に、威圧感もなく、真剣に取り締まっているのか、ときどき疑問に思うことがあります。
犯罪が止められないのは、ナイトクラブやダンスのせいではなく、こういったセキュリティーの甘さやからなのではないかと、個人的には思います。
ただ、確かにもっと自由な国の海外の犯罪率も高いことは事実ですね。こういった懸念は、当然のことかもしれません。
- 騒音地域問題
騒音や地域問題も、警察の懸念のようです。
これに関しては、どの地域でも問題視される点でしょう。それに関しては、防音を強化したり、待ちのセキュリティーを強化する等の対応が必要であると思います。
警察の方々が、頑張っていただかなくてはいけないのですが、それでバランスが保てるようになれば良いですね。
ダンスを規制することでグローバル化が遅れるリスク
日本と友好関係を保つ、発展国々では、ダンスは当たり前のように踊られます。レストランやバー、道端であろうが、で音楽が流れれば、人が踊りだし、年齢層など関係なくダンスが始まります。
人が、音を聞けば踊るものだと知っています。そこで、コミュニケーションが生まれたり、信頼関係が生まれたり、国際交流が生まれます。
そういった環境に育っていない、日本の若者は、海外へ留学など行くと、肩身の狭い思いをします。
ダンスを踊れないことも原因の一つで、現地の人と仲良くなれる場であるはずの留学ライフが楽しめず、友達になってくれなかったりするため、留学生同士で固まって、現地との触れ合いが遠ざかってしまいがちになります。
外国人の友人は、日本のナイトクラブ行くと、誰もダンスをしていなくて、健康的な会話の代わりに不快なナンパがあることに非常に驚いていました。
レストランやナイトクラブで、喫煙があったり、他の取締りには甘いのに、どうしてダンスが禁止なのかと言う疑問は、プロのダンサーさんたちの中にもありました。
この時代でありながら、日本のグローバル化の遅れは、言語の遅れの他に、こういった規制も関係しているのかもしれません
規制が穏和されたことで、日本がもっと国際交流できるようになればよいですね。
若者の社交ダンス離れのリスク
ダンスが、いかがわしいものとされた事や、教室でしか踊れないと言う、地味でつまらない印象から、社交ダンスには若者が集まらなくなってしまいました。
最近、私よりも10歳年上の女性がこのようなことをおっしゃっていました。
「社交ダンスは、もう少し年取ったら始めるわ。」
どうやら、まだまだ、社交ダンスは高齢者の娯楽だと考える人が多いようです。
外国でも、社交ダンスというと、古典的な伝統的なイメージをもたれますが、社交ダンスの基礎である、ジルバはマンボのようなダンスは、社交ダンスと意識しなくても、普通に皆が踊れる環境です。
日本では、どうしてそのようなことになってしまったのでしょうか?
それは、戦後の若者が続けてきて、若い世代に伝えることができなかったからであり、規制により、若者を魅了することができなかったからというのも理由の一つです。
若者を魅了するには、楽しくみせることが大切です。若者は、若者が集まるにぎやかな場所に集まります。高齢者しかいない、静かな場所からは逃げてしまいます。
社交ダンスにとって、若者が集まれる場所が非常に少ないため、社交ダンスに興味がある人は、サークルや競技会を目指したレッスンだけにとどまり、本来ダンスの持っている、多種多様な人とのコミュニケーションをとると言う部分に関しては、なかなか触れる機会が少ないのが現状です。
社交ダンスという素晴らしく健全で、心豊かになれる娯楽が、もっと若者に広がり、心豊かな日本になるといいですね。
若者の日本離れのリスク
社交ダンス離れに留まらず、若者は日本から離れる傾向も出てきました。
海外への移住のハードルが低くなった今、海外へ移住する人が年々増えています。
その理由は様々ですが、自由度に対する不満から生じている場合が非常に大きいです。
日本は、決して国民が生活に困って他国へ出稼ぎに行かなくてはいけない環境ではありません。どちらかと言うと、精神的な理由という場合が多いですので、経済面ではないですね。
ただでさえ減っている若者が日本から減れば、今後の日本経済への影響も当然出てくるわけだし、日本が更に高齢化するという事になります。
ダンスの様に、若者が楽しめる娯楽に対して規制する事は、自由な表現を規制して、若者が逃げたいという感情を抱く原因となるので、国に取ってもリスクであったと思います。
ダンスが自由に踊れるようになった今、若者がもっと日本を好きになれればいいですね。
経済への影響へのリスク
規制が厳しすぎた為、需要がある場所にできるはずの営業が出来ず、少なからず経済発展の邪魔になっていた点も、見直しの理由の一つでした。
グローバル化が進む一方、この古い規制は、日本訪問者の不満でもありました。経済発展都市とされる東京でも、この様な規制は、度を越えるものであり、本来の需要と供給の妨げになっていたと言う声もあります。
まとめ
規制が穏和されたことで、もっとダンスが日本に広がれば、もっと明るい経済もより豊かな国になるかもしれませんね。
そして、それを実現するためには、防犯システムを強化し、一人ひとり個人もしっかりと自分を守る意識を持つことが必要なのかもしれません。
次は、このブログのメインである社交ダンスへの影響に関して、お話したいと思います。
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